福岡県

「闇バイト」と称して福岡県内の店舗で組織的に万引きを繰り返したとして、県警は28日、ツイッターで実行役を募集したとされる住居不定、無職、亀川泰人容疑者（31）や、応募した19歳の無職の少年3人＝いずれも岐阜県海津市＝を含む計8人を窃盗などの容疑で逮捕したと発表した。 　8人のうち他に逮捕されたのは、住居不定、無職、原島大樹（30）▽埼玉県越谷市、自営業、関根美沙子（24）▽大阪市生野区、派遣社員、島田鉄美（41）▽大阪市西成区、無職、三浦一志（25）――の4容疑者。 　逮捕容疑は、少年3人と亀川、原島の両容疑者の計5人は共謀し、2019年11月9日午後、福岡県大野城市などの雑貨店でプロテインや健康食品など計53点（販売価格計8万8494円）を盗んだとしている。関根容疑者はこれらを盗品と知りながら有償で譲り受けたとされる。島田容疑者は万引きの報酬を少年らに支払うために自分のキャッシュカードを亀川容疑者に譲り渡したとし、原島、三浦の両容疑者は19年10月24日、北九州市門司区のドラッグストアでサプリメント6点（同計1万9050円）を盗んだとしている。 　県警によると、少年3人と三浦容疑者は容疑を認め、亀川容疑者ら4人は否認している。亀川容疑者は当時、別の事件で服役し、仮釈放中だった。県警は亀川容疑者が実行役を募り、原島容疑者が万引きの手口を指導するなど役割を分担しながら盗品の転売を繰り返していたとみて調べる。

強盗の疑いで逮捕されたのは住所不定の自称・土木作業員、白石翔太容疑者（２８）と行橋市の自称・建設業、白濱亘容疑者（２９）の２人です。 警察によりますと、２人は共謀し、２２日深夜、築上町宇留津のコンビニに白石容疑者が押し入り、工具を振り上げ店員を脅し、現金７万２０００円を奪った疑いがもたれています。 白石容疑者は、自ら警察に出頭し「金がなかった」と容疑を認めています。 一方、警察は、現場の防犯カメラの映像や警察に声をかけられ逃げた不審な車のナンバーなどから、白濱容疑者を割り出し、実家にいたところを逮捕しました。 白濱容疑者は、容疑を否認しています。 警察は、２人が、２３日、近隣の豊前市などで相次いだ、ほかの３件のコンビニ強盗事件にも関与している疑いがあるとして捜査しています。

酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは田川市の自称・会社員西山裕星容疑者（２３）です。 警察によりますと、西山容疑者は２３日午前３時すぎ小倉北区魚町の交差点近くで違法駐車していて警察に声をかけられ、逃げるため車を発進させて別の普通乗用車に衝突しました。 衝突された車の運転手が軽いけがをしました。西山容疑者からは基準値の４倍近くのアルコールが検出されたということです。容疑を認めています。

１７日夜、志免町で発生した住宅火災の出火直後の映像です。 消防などによりますと１７日午後１０時すぎ、志免町志免の住宅地で「建物から火が出ている」と近くに住民から１１９番通報がありました。 消防が駆けつけ消火にあたりましたが、火は無職、中武恵さん（７１）の木造平屋建ての住宅１５０平方メートルを全焼し、およそ１時間２０分後に消し止められました。 付近の住宅などへの延焼はありませんでした。 中武さんはこの家に１人暮らしで出火当時は外出していて、無事でした。 警察と消防は火事の原因を詳しく調べています。

16日午前8時半ごろ、福岡市中央区那の津にある家畜用の飼料を製造する工場で、鳥を防ぐ網を修理していた男性が、フォークリフトと壁に上半身を挟まれました。 男性は病院に運ばれましたが、約6時間後に死亡が確認されました。 亡くなったのは、福岡県大野城市に住むアルバイト・小野利治さんです。 警察によりますと、小野さんはフォークリフトの台に乗って、倉庫の壁に網を取り付けようとしていました。 この際、リフトを運転していた別の作業員がアクセルの加減を誤り、小野さんが挟まれたということです。 警察は、作業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。

国に虚偽の書類を提出したとして福岡県警は15日、福岡県久留米市の建築・土木業者2社の社長ら5人を建設業法違反容疑で逮捕したと発表した。県南部の暴力団捜査の過程で発覚し、両社への反社会勢力の関与の有無を調べる。 　逮捕されたのは同市三潴（みづま）町西牟田の建築業者「滉王（ひろたか）」社長、田中元晴容疑者（43）＝同市本町＝ら2人と、同市宮ノ陣町若松の土木業「近藤建設」社長、近藤博和容疑者（49）＝同市山川神代3＝ら3人。 　逮捕容疑は2019年4～8月、専任技術者が常勤ではないのに常勤のように装って国に書類を提出したなどとしている。県警によると、近藤建設は公共工事の受注実績があるという。 　県警は両社の関係先を家宅捜索し、給与明細などを押収して実態解明を進めていた。福岡県では特定危険指定暴力団「工藤会」（北九州市）など全国最多の五つの指定暴力団が本拠を置き、久留米市には道仁会がある。

報道によりますと、以前勤めていた会社から持ち出した個人情報を元に、営業活動などを行ったとして北九州市の人材派遣会社の役員ら３人が逮捕されました。不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは北九州市小倉北区の人材派遣会社「Ｉｃｓｅ」の代表、石田大輔容疑者（３８）ら男女３人です。 警察によりますと３人はおととし３月、以前勤めていた人材派遣会社から派遣社員およそ４００人分の個人情報などを持ち出し、新たに設立した人材派遣会社でこの情報をもとに勧誘活動などを行った疑いがもたれています。 石田容疑者は前の会社の北九州支店長を務めていて他の２人は石田容疑者の同期入社や部下でした。３人とも容疑を否認しています。 警察は押収したパソコンなどを捜査し事件の全容解明を進めています。

１２日、無免許過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、糟屋郡粕屋町の自称・飲食店従業員、栗城紗那容疑者（２２）です。 警察によりますと、１１日午前７時ごろ、糟屋郡粕屋町仲原で、栗城容疑者が運転する車が、道路を横断しようとした男子高校生（１７）が乗った自転車と衝突しました。男子高校生はアゴを骨折しましたが、命に別状はありません。 警察の調べに対し、栗城容疑者は容疑を認めていて、一度も免許を取得したことがないと話しているということです。

報道によりますと、糸島市役所の職員の男が、高校生の息子に暴行を加えたとして、現行犯逮捕されました。暴行の疑いで逮捕されたのは、糸島市役所に勤務する４５歳の公務員の男です。警察によりますと公務員の男は１１日夕方、糸島市の自宅で１５歳の高校生の息子の頭を手で殴るなどした疑いがもたれています。 高校生の息子に、けがはありませんでした。ふたりとも「勉強のことで口論になった」と話していて、逮捕された父親は警察の調べに対し、「しつけとして息子の頭を手で叩いた」と容疑をおおむね認めているということです。 警察は事件のいきさつについて調べる方針です。