四国地方

警察によりますと篠原容疑者は先月２日、松山市森松町の道路で前を走る２０代女性の車を追い越し急ブレーキをかけて停止させました。その後、車から降りて被害者の女性を窓ガラス越しに怒鳴りつけるなどしたうえ、隙を見て逃げた女性の車を再び追いかけ、窓ガラスを殴るなどした疑いがもたれています。 この事件は女性が松山南署に駆け込み発覚。警察は、目撃者のドライブレコーダーなどの映像などで篠原容疑者を特定しました。 警察の調べに対し篠原容疑者は「女性の運転に腹は立てたが、脅した覚えはない」と容疑を否認しています。

27日午後5時ごろ、石井町石井の国道で、停留所に止まっていた徳島バスの路線バスに、同町浦庄の専門学校生の少女（18）が運転する軽乗用車が追突。軽乗用車の助手席に乗っていた高校1年の妹（15）が胸などを強く打ち徳島市内の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。少女と、後部座席に乗っていた上板町神宅の親族女性（48）は軽傷。バスに乗客はおらず、男性運転手（44）にけがはなかった。 　徳島名西署によると、現場は片側1車線の直線道路。バスは徳島駅発鍛冶屋原行きで、時間調整のため停留所に停車していたところ、軽乗用車が追突した。

26日午前3時ごろ、香川県坂出市の県道で車道にいた高齢の男性が大型トラックにはねられました。男性は80歳ぐらいとみられ、胸などを強く打って死亡しました。警察の調べに対し、大型トラックの男性運転手は「気付いたら男性が道路にいた」などと話しているということです。警察は男性の身元の確認を進めるとともに、なぜ男性が車道にいたのかなど事故当時の状況を詳しく調べています。

24日午前11時20分ごろ、丸亀市津森町で県道を走っていた自転車と県道に出ようとした乗用車が衝突しました。 　この事故で自転車を運転していた丸亀市の74歳の女性が頭を強く打つなどして意識不明の重体です。 　警察は車を運転していた丸亀市郡家町の建設業の男（37）が安全確認を怠ったとして、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。現場に信号機はなく警察が事故当時の状況を調べています。

高知警察署によりますと、きょう午前8時半ごろ、横断歩道を歩いて渡っていた40代の女性が、左折していたとさでん交通の路線バスにはねられました。女性は頭などを強く打ち大けがをしています。事故当時、女性は横断歩道を西から東に向かって歩いていて、信号はともに青だったということです。 バスは県庁前のバス停で乗客を降ろした後、回送中だったため乗客はいませんでした。警察はバスを運転していた高知市横浜西町の大谷克巳容疑者（52）を過失運転傷害の疑いで逮捕。調べに対し大谷容疑者は「当たる瞬間まで気が付かなかった」と話していて、警察が詳しい事故の原因を調べています。 運転手の逮捕を受け、とさでん交通は「被害者の方には心よりお詫び申し上げます。事故の原因を究明し、全力で再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

逮捕されたのは、松山市本町の無職　佐々木宣行容疑者（３２）、市内西石井の建設業　藤岡敏幸容疑者（３９）、市内朝日ヶ丘の建設作業員　高岡正容疑者（３１）の３人です。 警察によりますと、３人は共謀し、おととし２月、市内の損害保険会社に「交通事故でけがをして働けなかった」とうその証明書を提出するなどして、休業損害補償金約２７０万円をだまし取ろうとした疑いです。 保険会社が就労実態を調査したところ、実際には３人が働いていたことを確認、未遂に終わりました。 警察は捜査に支障があるとして、３人の認否を明らかにしていません。